第一弾秋田(品種名 キタムスメ) 大豆提供は四国物産さまです

2000.9.9に秋田を使って豆腐製造にチャレンジ!
造った品は木綿豆腐、絹豆腐、ざる豆腐、特に絹豆腐はTerryさんのリクエストでグルコンとにがり対比は2:1です。当店では通常グルコンとすまし粉を使用しています。

藤沢薬品工業株式会社のフジグルコン(グルコノデルタラクトン)とにがり絹豆腐に使うと良いとされている塩田にがりP
(寄り具合の反応を遅らせキメの良いにがり絹が出きるとされている。)
浸透後の秋田(キタムスメ)
見てくれは悪いが味は良いと、とある専門家が評していた。
浮き豆なども無く粒もそろっていてとても綺麗な大豆でした。
聞いた話によると北海道産の大豆は煮豆や納豆に多く使用されるのだそうで加工してしまうのももったいない気が
しましたがつぶさにゃあ豆腐にならんのでごめんなさい、キタムスメさん。
そう言えば掲示板で誰かが「キタムスメ食ぃてぇ〜!」って言ってましたが
ちょっと勘違いのようなうけ狙いでしょうか?
だれって? たぶんみっちゃん(笑)
これがグルコンとにがりの絹豆腐
思ってたより綺麗によりました。
弾力もまあまあ。
さすがGDL!
こちらも綺麗に寄りました。木綿豆腐にする為の寄せ豆腐です。弾力は弱い。(やっぱり!)一番右の写真は崩して水分と豆腐になる実に分離したものこれを布をひいた割箱にのせ水分を切ると木綿豆腐になります。

上の寄せ豆腐を掬い取ってざるに乗せた物がこれ!
埼玉屋さん定番ミニざる豆腐。
ほんとにざる豆腐には数々の想い出 があります。
なんせこの私を奈落の底から脱出するきっかけを与えてくれた貴重な品です。
そして木綿豆腐と絹豆腐です。
両者とも無事出来あがりました。
あっしゃーさん
秋田(キタムスメ)の豆腐ですが、リクエストした私としては結構好きな味でご満足でした。
ほどよい甘さ、薬味のねぎとごまにもぴったり合い、お酒がすすむ感じです。
お豆腐はちゃんとしょうゆをかけて、つまみとして食べるのが好きなので、ご機嫌ちゃんで一人で食べてしまいましたが
最近、魅惑の大豆に慣らされた皆さんからするとちょっと普通すぎたのかな(贅沢だぞお花茶屋住民!)
次なる難題、とよまさり、大袖振にも大期待です
とよまさりの豆腐は、スマスマでキムタクが作っていたくらいなので、あるじさんなら朝飯前に違いない(丁ぷれっしゃー)
Terryさん
秋田(キタムスメ)の豆腐ですが、私はあっさりとピュア―な味で、美味しく感じました。(持ち帰るのを忘れたのが残念!) 醤油・薬味なしでそのまま食べて、味の判断をする方には、若干物足りないかもしれませんが・・・ 実際、豆腐は薬味と醤油と一緒に食べるのが通常ですので、薬味と醤油を吟味・選択し、埼玉屋さんでもセットで宅配してはどうでしょうか?
東邦酒場管理人ryoさん
キタムスメは正直ちょいとインパクトに欠けるというか薬味が欲しいなぁ、って感じでした。
もちろん、お豆腐としては充分に美味かったです。美味しいんだけど「面白くない」というのがあたしの感想です。
生意気言ってスミマセン…
mitsuさん
「キタムスメ」ですが、とってもうまいトーフだと思います。みんなもよろこんで食っとりました。
ただ、ショーユ、薬味なしで食べると、正直なところ甘味がちょっと自分にはしっくりこない甘味(うまく表現できん)でした。
まあ、このへんの好みは個人差があるものですからねー。
とにかく作った人の情熱と、チャレンジ精神と、愛情のがビシビシ伝わる一品だと思います!
次回作も期待しています!!がんばってクサイ。(生意気なこと書いちゃってごめんなさい)
輪作さん
さて、「キタムスメ(十勝秋田大豆)」豆腐の感想ですが、さりげないうまみと、ほんのりした甘味で、なかなかです。私は、醤油や薬味を下手につかうと、良さがなくなってしまうような気がしました(あ、でも、それはエンレイでも同じだな。我が家は埼玉屋さんの豆腐を食べるとき、ふだんつかっている醤油をまずく感じるので、スペシャル醤油を使います)。あと、加熱すると、どうなんですかね? ますますおいしくなったりするんでしょうか。エンレイが江戸前?だとすると、キタムスメは京風のような気がします。エンレイが通向けの味のような気もするし、キタムスメが通向けの味のような気もする。どちらもおいしいんだけど、ちがいをうまく書けない私です。
まとめ
豆乳を絞った段階で濃度は出てるはずなのにわりとさらっとした豆乳なのに驚き!「おいおい、本当に寄るんかいな?」
って気がしました。案ずるより横山やすしとは良く言いますが、何にでもトライして見る事が一番大事です。
実はこの日知り合いから中古で安くト−ファ−という機械(豆乳とおからを分ける道具)を入れてもらいました。その人達にざる豆腐を試食してもらったところ、かなりの豆腐通のその人達も甘くて美味しいと評価していました。
私の感想はと言うと大豆によって甘さの味の違いとでも言うのでしょうか。甘さが多いとか少ないとかではなくて「甘さの味」が魅惑の大豆とは異なった味のように私は感じました。しいて言うならば洋菓子と和菓子の甘さの違いっていうのかなぁ? 大豆の種類、収穫地などで味の違いが出るとは聞きましたがそれを実感させるべく衝撃的な第一段でした。
次のとよまさり、大袖振りがとても楽しみです。
PS
確かにいつも取り扱ってる大豆ならば100%に近い力を出してあげられるのですが、一度きりでは秋田の実力を出し切れたかどうかは疑問です。
機会があればまた楽しみにしたい大豆のひとつになりました。
四国物産さん ご協力ありがとうございました。
手造り豆腐埼玉屋本店 あるじ
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