『グルコン豆腐』 vs 『にがり豆腐』

『グルコン豆腐』と『にがり豆腐』を比較すると下記のような違いがあり、薬味なしで食べるとやはり、甘味のある『にがり豆腐』の方がおいしいという感じがする。しかし、一般的には、薬味付きで食べるので、食感の好みによって、豆腐の好みも違ってくる傾向があるようである。いずれにしろ、どちらがおいしいかは、個人の好みによるところであり、どれがおいしいということは、決めつけることはできない。
『グルコン豆腐』の特徴:
あっさりした味でつるんとした食感の豆腐となります。暑い夏にさっぱりした冷奴を食べたい時は最適です。また、熱を加えても型くずれしないので、湯豆腐・マーボ豆腐・味噌汁の具等、豆腐に熱をかけて加工する料理に向きます。

『にがり豆腐』の特徴
甘い柔らかめの豆腐となります。醤油・薬味なしでもおいしく食べられます。にがり自体は、苦いのに豆腐にすると甘味がでます。スイカにしょっぱい塩をかけると甘くなりますが、それと似ている感じがします。
今回は、『グルコン豆腐』の特徴に記載してある“熱を加えても型くずれしないので、湯豆腐・マーボ豆腐・味噌汁の具等、豆腐に熱をかけて加工する料理に向きます”という効果が本当かどうか、実際に試験した。
豆腐は、同じ豆乳を使い埼玉屋さんに製造していただいた(感謝!)グルコン100%の豆腐とにがり100%豆腐を水に入れ、それを電子レンジで加熱した。結果は、下記の写真の通り、グルコン豆腐は、加熱しても型くずれしないばかりか、“す”もあまり入らなかった。

この結果から、『グルコン豆腐』が、“熱を加えても型くずれしないので、湯豆腐・マーボ豆腐・味噌汁の具等、豆腐に熱をかけて加工する料理に向きます”ということが実証できた。


加熱前(左:グルコン豆腐 右:にがり豆腐)

加熱後(左:グルコン豆腐 右:にがり豆腐)


Terryさん、新規研究員登録ありがとうございました!&研究ご苦労様でした。これほどまでに凝固剤によって違いが出るものだなって 感心しました。豆腐はやっこはもちろんだけれども、加工して美味しく食べれるのもその特長です。 やっこにしてそのまま美味しくいただくにがりの豆腐、加工用に適した凝固剤の一つであるGDLで造った豆腐 どちらも私は愛しています。次の研究も期待しています、頑張って下さいね! あるじ

手造り豆腐埼玉屋本店

  

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