こんばんは。Dr. RGです。 しばらく休んじまって、あるじにも皆さんにも心配かけました。完全に体調崩して死んでました。もちろん原因は過労。山ごもりまでして療養に努めたけど、まだ完調じゃない。でも、まあ、慣らし運転で少し原稿を書いてみようか、と思ったわけなんだけど、そんなわけで今までと同じようなペースにしかならないと思うんだよ。本当に申し訳ないけど、「健康への心がけ」を書いている私自身がくたばっては仕方ないので、しばらく許して欲しい。 と、言い訳ばかりしていても仕方ないので、今回から「豆腐の中の油」の話、始めようじゃないか!いいかなー?(うー寒い…。←コウイウヒハアタタカイユドウフクッテトットトネロ!と言う声が聞こえてきた。) 第三章 豆腐の中の油(第1回)1.豆腐に油?突然ですが、豆腐の中に油が含まれているかどうか、と聞かれたら、どのように答えるかな? 豆腐に油が含まれている、と言ってもにわかには信じがたいだろうね。揚げ出し豆腐に油を使う、これはわかる。麻婆豆腐に油を使う、これもわかる。でもね、でもね、冷や奴なんか、あんなにさっぱりしているのに、油なんか含まれているわけないじゃん、と、そう思う気持ちもわからないわけではない。 でも、ちょっと待ったぁ!(古い?)サラダ油の原材料は大豆油。このあたりで勘のいい読者のみんなはピンときたはず。豆腐の原料である大豆の中には、油がたっぷり含まれているってこと。それじゃあ、一体どんな成分が含まれているんだろう? 2.大豆の油の正体 大豆の油の主成分は、もちろん中性脂肪。創刊号でも説明したこと。でも、その中性脂肪がまずくせ者。 大豆に含まれる*は不飽和脂肪酸でできている。おっと、不飽和脂肪酸って言葉が出てきたね。不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸の説明しなくちゃね。ちょっと化学的な内容が続くので眠くならないように頑張ろうぜ。 中性脂肪、というのはこんな形をしている。要するには、太線で書いた3本の手に、3つの鎖がくっついている。3本の手をグリセリン、といい、3つの鎖の1つ1つが脂肪酸、と呼ばれる。 ![]() この、グリセリンの3つの手に、どんな脂肪酸がつくか、ということで、中性脂肪の種類が決まる。で、脂肪酸の種類に飽和脂肪酸、というのと不飽和脂肪酸、というのがある。 要するには脂肪酸を作っているメインキャストである炭素(炭の原料の、あの炭素)の持っている4本の手をどのようにつなぐか、ということで種類が分かれる。 ![]() 脂肪酸には炭素が2つから大体22個くらいつながっていることが多く、そのうちの1ヶ所でも「不飽和結合」がある場合、その脂肪酸は「不飽和脂肪酸」といわれる。要するにフォークダンスの時に両手をちゃんとつないじゃったカップルみたいなヤツが1組でもいると、そのクラスは「不飽和」という名前になる。もし、全部の炭素が「飽和結合」で手をつないでいる場合にはその脂肪酸は「飽和脂肪酸」となる。フォークダンスの時に隣のヤツと他人行儀に小指だけで手だけつなぐヤツばっかりのクラスだと、そのクラスの名前は「飽和」という、ということだ。 こんな化学構造出されたから頭痛くなっちゃっただろうと思うんだ。というわけで、今回はここまで。おおい、豆腐の油までいかないぞ、と言われるかもしれないけど、それは次回に。私も体調がよくないのでこのへんで。 それではまた次回。 |