「健康への心掛け」 創刊号ども、はじめまして。私がDr.RGです。 なんといっても夏はビール、冬は熱燗!くぅ、美味しい酒があれば最高!でも、そろそろ体のことが心配。肝臓やられるのもたまんないし、成人病(おっと今は「生活習慣病」とか言うらしいですね。)のこともちょいと気にかかる。それをちょっとでも避けるためにはどうすりゃいいんだろう?あ、豆腐は体にいいって言うけど、本当かな?ビールに冷や奴って最高だよな。体によけりゃ、なお良い!期待していいのかな? というわけで、「お豆腐食べて元気になろう」始まり始まりー!
1.アメリカの話 のっけから外国の話?と思うかもしれませんが、アメリカでは、豆腐に「 血液中のコレステロ−ルを低下させ 心臓病の予防に効果があります」と表示できるそうです。アメリカで豆腐、っていうのもよくわかりませんが、それ以上に何を根拠に?って気がしますよね。 米国食品医薬局(FDA)の説明によれば、科学的デ−タをもとに、大豆タンパク質が一食あたり6.25g以上含まれている食品に、効用表示ができることになった。豆腐一丁には、約18g(豆腐300gの平均)の大豆タンパク質が含まれていることから、この表示ができる、とそういうことらしい。(誰が翻訳してくれたんだろう?英語苦手の私にはとっても助かる。) 2.大豆タンパクとコレステロールの噂の関係 そうはいっても、大豆の中に含まれるタンパク質と血液中のコレステロールにどんな関係が?怪しい関係?と思いますよね。(え?思わない?失礼しました。でも、ちょっと聞いてくださいよ!) タンパク質という言葉はよく聞かれるかもしれません。専門書を見るとなんだか非常に不可解な言葉で説明されており、とっても難解です。ま、一般的に言われている(小学校の給食でも出てきますが、)「体を作る成分だ」と言うことには間違いがなさそうです。 しかし、タンパク質は単に体を作る成分だ、というだけではないことが最近わかってきました。その形や、持っている成分によって、画期的なパワーを秘めていることが明らかになってきた、というわけです。 大豆のタンパク質というのは動物性・植物性という分け方をすると、もちろん「植物性タンパク質」に分けられます。このほかに植物由来のタンパク質として有名なのは、小麦粉からとられるグルテン(店で売られている麩というのは、グルテンの固まりを加工したものです。)があります。そのほかにも色々ありますが、大豆タンパク質の栄養学的な効果の研究は最も古くから行われています。昔は日本でたくさん取れたそうですからね。 さて、この大豆のタンパク質の効果ですが、これはずいぶん研究が進んでいます。端的に言ってしまえば、「 大豆タンパク質は血中の中性脂肪やコレステロールの濃度を低下させる。」ということです。 3.血の中の「油」あれこれ 人間の血液中にはもちろん中性脂肪やコレステロールが含まれています。(厳密に言うとタンパク質等と手をつないだ形で水に溶けています。)この、血中脂質濃度が高くなると、血管の内壁にくっついてしまって、そこで酸化(要するに、普通の状態より酸素を多く取り込んだ形になっている。)し、動脈硬化を進める原因になるといわれています。また、コレステロールも、多くなりすぎると血管の内壁にくっつき、これもまた動脈硬化の原因になるとされています。動脈硬化は血管の内側を狭くし、血液がスムーズに流れにくくなるため、狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患や脳卒中といった生命に関わる重い病気の原因となるのです。 そして、前の項で書いたようにこのような病気の原因となる高脂血症(血液中の脂質濃度が高い病気)や高コレステロール血症(血液中のコレステロール濃度が高い病気)に対して、大豆タンパク質は血中のコレステロール濃度、中性脂肪の濃度を下げる効果があるといわれている、と言われています。 4.大豆タンパク賢く使って丈夫になろう(ん?) 血液中の脂質濃度が高くなる原因は様々です。ただし、日本人の食生活が欧米化し、動物性の食品や乳製品を多くとるようになったことや、日本人の飲酒の頻度が多くなったこと、喫煙者が増えたこと、そして時間がないために運動不足になることなどが大きな理由でしょう。サラリーマンのお父さん方にはやめられないことのオンパレードですね。仕事が終わってちょいと一杯、つまみに焼き鳥を食べながらたばこを一服、家には午前様で帰ってそのまま眠る…。これでは血液中の脂質濃度を高めているも同然です。 だったらどうすればいいんだろう?その1つの手助けとして、お酒のつまみに冷や奴、あるいは枝豆っていうのはいかがでしょう?豆腐の中に含まれる大豆タンパク質が、少しでも血中コレステロール濃度を減らすのに役立つとしたらこれを利用しない手はないじゃないですか!…そうは言っても、飲み過ぎはいけませんよ。お酒はほどほどに。 |