★ いっし〜レポート★ - 研究No.15 台タマ究極進化を目指して Vol.1 -
実験日:2001年10月7日
9月24日に埼玉屋さんで行った研究時にうまくいったところ、
これからの課題になったところ、色々ありました。
そんなところを踏まえて、お台所で更に美味い豆腐を作るべく、
色々課題克服をしたいと思ったっす


美味い豆腐を作る上での課題
煮るときの時間&水の量の関係
焦げ付き

前回のNo.14で挙げた課題です。
まずこれを調査するのが今回の目的っす

さて今回の実験での大豆の量などっす
大豆の量 200mlのカップ1
水の量 700ml

やった手順
一晩水につけた大豆をよく洗う
   ここはいつも通りっす
ミキサーにかける −ミキサーに負担をかけずに・・・
   ミキサーの限界量(いっし〜のミキサーの限界量は400mlです)の3分の1ほどの量で4回くらいに分けてやりました。一回の時間は1分30秒〜2分くらい
呉を煮る −フライパンの謎
   ここでいつもと違う方法を取りました。鍋よりも、テフロン加工などのフライパンで煮たら、焦げ付きがないし全体的に火も通りやすいのでは?と思い、大きめのフライパンに油を敷いて、煮てみました。
呉の状態で約8分くらい煮ました。最初は中火にかけ、沸騰してきたら弱火にして様子を見て、常にかきまぜ続けたっす。
なんと、全然焦げ付いていませんでした(写真参照)しかも、何故か泡の出方がいつもと違う!
 泡が出ることは出るのですが、豆乳の上に浮くような感じでした。いつもは豆乳に完全に混ざった感じで泡がでるので、取るのに一苦労なのですが、今回はあまり混ざるような様子は見られなかったっす!何故でしょう?フライパンだからなのでしょうか?
沸騰してきてます 盛り上がってきました 焦げ付き無し!
すばらしいっす!
呉を絞り豆乳とおからに分ける
   少し冷ましてから、手ぬぐいに呉を入れて絞りました。もともと加える水の量が多いため、絞るのはとても絞りやすかったっす。
絞ってすぐの豆乳は、まだ濃度は出ていません。
 おからはレポートNo.14の埼玉屋さんでやった時程は細かくならなかったかもしれません・・・が、ミキサー限界まで入れていた時に比べたら、随分と細かくなったと思うし、味も残っていなかったので、以前よりは絞りきれていると思うっす。うん、いい感じっすね〜
豆乳をもう一度煮る
   絞った豆乳をもう一度フライパンに戻し、弱火で煮るっす
時間にして15分くらいだったでしょうか・・・かなり長い時間煮ました。こちらもひたすらかき混ぜたっす。
泡ですが、どうしてかはよく分からないのですが、豆乳にしたらなぜか消えていました。したがってとっても楽で、良い状態でした。

 かなりどろどろの濃い豆乳になりました。 味もいい感じっす!ただちょっと濃すぎたような気も・・・
絞った豆乳を火にかけます
泡が出ていないっす
かなり濃くなってます
寄せる

 

 今までの作り方では、一度絞ってから湯せんにかけて、70℃まで温度を上げるという事をしていたのですが、今回は豆乳にしてからまた火を通すため、適度な温度まで温まっているので、そのままお椀に豆乳を移し、温度を確認したらすぐに寄せたっす。
(寄せた後の写真はとり忘れました。すいませんm(__)m)


感想&考察
 今までの作り方よりも、今回やってみた方法は色々な意味で良い方法だと思ったっす

 ミキサーは、やはりなるべく一回の量を少なめする事が良いっす。この方が、細かい呉が出来ます。
限界ぎりぎりに大豆を入れると、ミキサーに負担をかけることになり、熱が発生して呉にその熱が伝わるのも良くないようです。

 呉は水の量が多い方が、豆乳が絞りきれるので、水の量を多く入れる事が出来るのも良いし、なおかつ煮る時間を長くすることで、ムラ煮え状態がなくなるような気がするっす
 ただ今回は、ちょっと豆乳が濃くなりすぎた(とってもどろどろでした)ので、もう少し水の量を増やすか、もしくは冷ます間蓋をする、煮る時間を調節するなどして、丁度良い豆乳にしたいっす。でも濃い豆乳を寄せた豆腐は甘くて美味かったっす〜

 それから煮るときにフライパンを使うと、かき混ぜやすく、全体的に火が通るような気もするし、焦げ付かないのでとても良いと思ったっす。
泡は何故消えたのかは分からないのですが、あと何回かフライパンでやってみて、泡がどうなるかを見てみたいと思ったっす。

 よっしゃー何かもっと美味い豆腐が出来そうな、そんな気がしてきたっす〜
 それから豆腐づくりは気合っす〜!これを忘れてはいけないっすね!

という訳で、あともう少しつきつめてみたいっす!台タマ究極進化できるよう、これからも努力したいと思いまっす!


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