★ いっし〜レポート★ - 研究No.11 タマホマレ→豆腐研究 ミキサー考察編 -
実験日:2001年5月19日 このレポートを書いた日:2001年6月18日
今回の実験はミキサーにかける時間の違いにについて徹底検証?する目的な実験っす〜
お台所で豆腐づくりをされる方々のご参考になれば幸いっす

ミキサーな実験をやるきっかけ

 あるじさんに家庭でタマな実験を行っていただいたときに、そのご報告から、実はミキサーで作る呉が、豆腐屋さんの呉よりもかなり粗いことが判明したっす!
だからといって長い時間ミキサーにかけすぎると、タンパクが壊れる可能性があり、その結果豆腐にする時に寄せがうまくいかなくなってしまう可能性もあるっす。
 という訳で、それではどのくらいの時間ミキサーにかけるのが一番ベストなのかを調べようと思いました。
ついでにミキサーにかける時間が変わると出来る豆乳の量がどれくらい変わってくるのかも調べることにしました。


という訳で1回目と2回目徹底比較検証っす〜
  実験1回目 実験2回目
使った大豆の量 200mlのカップ1
水の量 540ml(吸水分含め) 540ml(吸水分含め)
ミキサーにかける時間 1分 2分
呉を煮る時間 4分30秒
火力:中火
2分かき混ぜ続けたのち、30秒放置
その後また1分30秒かき混ぜてから30秒放置
絞る時 冷ますとそれだけ蒸発してしまうと思い、熱いうちに絞りました。
2回に分けて絞りました。
なるべく気合で沢山絞ったつもりです。
できた豆乳の量 約400ml(泡取り後) 約420ml(泡取り後)
備考:結構泡が大量に発生し、泡をとった量が1回目と2回目で違うと思われるので、結果としては1回目も2回目も大体同じ量と見てよいような気がします。
おから  1回目のおからも2回目のおからも、大して細かさは変わっていませんでした。
やはりミキサーの限界があると思われます。
 しかし今回のおからは、いつもよりもかなり細かくなっていて、さらに水分もなくなっていました。味もあまりしませんでしたので、いつもよりも絞れたのではないかと思います。
※実はいつもは1分より短い時間しかミキサーにかけていなかったっす(多分)
豆乳の味 癖のない味で甘く、飲みやすく美味かったです。 甘かったですが、甘さのほかに違う味が入った感じで、飲んだあと口の中に後味が残りました。
寄せたときの状態 1回目寄せ断面図
1回目寄せおっけ〜っす〜
2回目寄せ断面図
2回目も寄せおっけ〜っす〜

そして考察っす〜
 結果として出来る豆乳の量はミキサーの時間ではあまり変わりませんでした。
この実験でとりあえず出た結論としては、ミキサーにかける時間は1分〜長くて1分半くらいが丁度良いような気がします。(ミキサーの性能によっても違ってくるかもしれないのですが)
 ところで豆乳の味が違ったのは、ミキサーにかける時間が長いとそれだけ色々な味が抽出される?という事なのでしょうか?(この辺はよくわからないです)
 2分ミキサーにかけても、寄せることが出来たのでタンパクは壊れなかったようですが、それ以上はミキサーにかけない方がいいのではないかと、何となくですが思いました。

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 上記のレポートをご覧になってのご感想、何かお気づきの点、ご指摘の点などありましたら、是非埼玉屋さんの掲示板またはメールでご意見をいただきたいです。
 まだまだ未熟者ないっし〜ではありますが、お台所でタマホマレな豆腐がますます美味く出来るよう、これからも邁進したいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致しますm(__)m


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