★ いっし〜レポート★ - 研究No.08 タマホマレで生絞り -
実験日:2001年4月22日 このレポートを書いた日:2001年5月13日
豆乳を絞るのに、生絞りという方法があるそうです。
呉を煮ずにそのまま絞り、豆乳だけを煮るという方法っす。
大桃豆腐のGTOさんに紹介されてやってみました。GTOさんご紹介ありがとうございます。

とりあえず「生」だから・・・
 生絞りの方法がどこかに載っているかと思いネットで調べたのですが、製法が載っているところは見つかりませんでした。案外やってるところは少ないようです。GTOさんのページを参考にしました。
GTOさんのページによると、多少熱を加えてから(40度くらいまで)呉を絞るという方法をとっていたっす。

 しかしとりあえず、絞る時は熱を一切加えずにやってみることにしました。どうしてかというと、
生というくらいだから火を通さずに一回くらいやってみてもいいかな〜という単純に冒険心と、火を通さずに絞ったらどうなるんだろう?という好奇心っす。
おぉ熱くない!
 さて、今回は初めての生絞りという事もあり、失敗するともったいないので量は少なめ、1カップの大豆を用意しました。 大豆を呉にするところまではいつも通り、さーていよいよ生絞り初体験っす〜わくわく

煮ていない生呉を手ぬぐいで包み、いつも通り絞りました。
おぉ、熱くない!楽っす〜! 熱くない生呉は非常に絞りやすかったっす。
生大豆のにおいが充満するのではないかと思っていましたがそれほどではありませんでした。
でも薄かった・・・

 さて絞った生豆乳を煮ました。煮るのはいつも呉を煮ているときと同じやり方っす。
煮る時間もほぼ同じ、煮ていて泡が出るのも同じ、絞るの以外はいつもとあまり変わらないな〜って感じでした。 ただ固形物が入っていないせいか、いつもよりも鍋にこげつきがあまりなかったので、後で鍋を洗う時も楽だったっす。

そして思ったこと
結構楽かも生絞り!!


とか喜んでいたのもつかのま、できた豆乳を試飲してみると、いつもよりもかなり薄いことが判明!
今まで作った中でダントツな薄さ!・・・

どうやら豆乳の成分がうまく抽出できていない模様っす。火を通さずに絞ったからでしょうか?
やはりそう簡単にうまくいくもんではないですね〜。

ゆばができた
 ちなみに豆乳を煮ているときに、ゆばが浮いていました。豆乳を熱している時にゆばが浮いたのは実はこれが初めてでした。
そういえば以前あるじさんが「ゆばを作るときは薄めの豆乳の方がよくできるよ」と言っていたことを思い出しました。

 そこでやってみたのが、2番絞りでゆば作りです。
おからに200ccの水を加え、しばらく放置後絞りました。思ったとおり2番絞りの割には結構濃い豆乳を絞ることができました。
ゆばは以下の方法で作りました。
  1. 豆乳を湯せんにかける
  2. 豆乳の温度は70度〜80度くらいの温度を保つようにする
  3. しばらくそのまま放置していると・・・
    ゆばができた
    おぉ、ゆばが出来た!!何か感動っす〜
でも1枚しか出来なかったので、出来上がったゆばは数10秒でいっし〜の胃に入り終了でした。
寄せたところ

 豆乳は薄かったけれど、結構しっかり寄せられました。
(でもやはり味は薄かったですが)

 ちなみに今回はおわんを使って丸くしてみました。
おわんから取り出したときに、多少横に広がってしまいましたが、これについては、あるじさんより「冷ましてから取り出したほうがいいよ」とのアドバイスをいただきましたので、次に生かしたいと思います。

 生絞りは熱くなく絞れて家庭でやるのは楽な方法だと思いました。次に生絞りでやってみる時はもうちょっと濃く出来るように工夫してみたいっす。

寄せた図

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